栃餅作りパート2

 延べ3年かけて挑んだ栃餅作りも何とか成功させて失敗のまま終わるという情けない結末にならずに済んでホッとしている。檜枝岐の星タニ子さんの「私だって何度も何度も失敗を繰り返して数年かかってやっと作れるようになったんだ」という言葉を聞いていただけに3年目で成功にこぎ着けたときは何とも言えない気持ちだった。

 ただし未解決事項として灰は楢灰でなければならないのか、藁灰では駄目なのか。また、若い灰ではどうなのか、など疑問が残る。そして調理方法はどうだったのか。


 さて今後どうするか、「縄文の食文化を知る」はこれで終了なのか。昔読んだ本の中に、静岡の人だったか掘っ立て小屋に住み縄文人の生活をした人がいた。また、猪風来という縄文土器作家は北海道の山奥で電気のないところに掘っ立て小屋を自ら造りそこで親子で衣食住ともに自給生活をしている。ここまでやるには今の生活を全て捨てなくては出来ない。猪風来の様にはいかなくても私なりに少しずつ縄文人の生活を学ぶことで縄文の心を少しでも理解してみたい、そのために今年は縄文人の釣りに挑戦してみようと考えているが、どうなる事やら、栃餅でさえこんなに苦労したのに。

 

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